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バイデン研究<中>黒人社会と深い絆 妻子と死別「家族」思い入れ

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 米東部のデラウェア州ウィルミントン。ニューヨークと首都ワシントンの中間地点にある街は、人口約7万人の6割が黒人だ。ジョー・バイデン前副大統領(77)は10歳の時、ペンシルベニア州からウィルミントン近郊に引っ越した。

バイデン氏への投票を呼びかけるクライバーン氏(中央)=2月26日、ロイター
バイデン氏への投票を呼びかけるクライバーン氏(中央)=2月26日、ロイター

 投票日直前には、黒人社会に大きな影響力を持つ州選出下院議員のジェームズ・クライバーン氏(79)が「ジョーは我々のことを分かっている」とバイデン氏への投票を呼びかけていた。クライバーン氏は、個人的にも親交が深いというバイデン氏について「若い頃から黒人住民と接してきたので我々の気持ちに敏感だ。人種問題にどう対処するか長年議論を交わしてきた」と本紙に語った。

☆  ★  ☆

 サウスカロライナ州の黒人社会は5年前、大きな悲劇に見舞われていた。港湾都市チャールストンの黒人教会で15年6月、白人の人種差別主義者が銃を乱射し、9人を殺害した事件だ。

 事件の約1週間後、乱射で妻を失い悲しみのふちにあった牧師のアンソニー・トンプソンさん(68)宅の電話が鳴った。受話器をとると、相手は副大統領だった。バイデン氏は慰めの言葉をかけ続けた。トンプソンさんは「妻の死を私たち家族と同じくらい重く受け止めてくれた」と振り返る。

 バイデン氏はその前月、46歳の長男ボー・バイデン氏を脳腫瘍で失ったばかりだった。上院議員に初当選した直後の1972年12月にも、最初の妻のネイリアさんと1歳の長女ナオミさんを交通事故で亡くしている。

☆  ☆  ★

 家族の絆に対する思い入れは、「身内に甘い」という批判も招いている。バイデン氏は副大統領時代、たびたび子供や孫を公務に同行させた。13年12月の中国訪問には、次男のハンター・バイデン氏が同行した。トランプ大統領や共和党は、ハンター氏がその訪問の間に中国の財界人と私的な商談を行ったとして問題視している。

 ハンター氏は、父がオバマ政権の副大統領を務めていた14年、ウクライナのガス会社役員に就任して月最大5万ドル(約530万円)の高額報酬を得ていたことも物議を醸している。

1972年夏、最初の妻のネイリアさん(左)と2人の息子たちを連れて民主党集会に出席したバイデン氏=AP
1972年夏、最初の妻のネイリアさん(左)と2人の息子たちを連れて民主党集会に出席したバイデン氏=AP

 バイデン氏は「海外でのビジネスについて息子と話したことはない」と述べるにとどめ、詳しい説明を避けている。

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1236019 0 アメリカ大統領選挙2020 2020/05/23 05:00:00 2020/10/21 16:59:05 2020/10/21 16:59:05 Rep. James Clyburn announces his endorsement of Democratic U.S. presidential candidate and former U.S. Vice President Joe Biden in North Charleston, South Carolina, U.S., February 26, 2020.  REUTERS/Elizabeth Frantz★国際部が2020年5月22日に購入 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200523-OYT1I50010-T.jpg?type=thumbnail

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