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[トランプ劇場]全州確定 30州で勝利…「大卒」「高所得」「女性」でも健闘

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アメリカ大統領選の結果
アメリカ大統領選の結果

 【ワシントン=横堀裕也】11月8日の米大統領選で、28日、全米すべての州・地域の勝敗が判明し、共和党のドナルド・トランプ次期大統領は30州での勝利が確定し、選挙人538人のうち306人を獲得した。残り20州と首都ワシントンは民主党のヒラリー・クリントン氏が制し、選挙人232人を獲得した。

 接戦で判定がつかない状態だったミシガン州の開票手続き完了で判明したもので、トランプ氏は同州を含む接戦州14州のうち8州とメーン州の1選挙区を押さえた。ただ、米CNNによると、カリフォルニア、ニューヨークなど人口の多い州で大勝したクリントン氏は得票数では約6443万票(得票率48・1%)となり、約6235万票(同46・5%)のトランプ氏を200万票以上、上回った。

 CNNの出口調査では、トランプ氏は高学歴者や高所得者、女性などクリントン氏寄りとみられていた支持層で想定外の健闘をみせていた。「大卒」の有権者については44%の支持を獲得してクリントン氏の49%に迫り、所得が「10万ドル以上」の高所得者は、クリントン氏と並ぶ47%がトランプ氏を支持した。女性初の米大統領を目指したクリントン氏は「女性」の支持が伸び悩み、54%にとどまった。

接戦州再集計 不満あらわ

 【ワシントン=黒見周平】ドナルド・トランプ氏は、総得票数でヒラリー・クリントン氏に200万票以上の差をつけられる見通しであることや、一部の接戦州での再集計の動きに不満をあらわにしている。

 「バージニア、ニューハンプシャー、カリフォルニアでは深刻な不正投票が行われた」。トランプ氏は27~28日、ツイッターに選挙関連の投稿を計18回行った。自らが敗れた3州などで「何百万票もの不正投票」がなければ、得票総数でも勝っていたという主張だ。

 ただ、3州の選挙責任者は不正を否定している。トランプ氏は選挙中、総得票数を重視、選挙人制度を「民主主義の大失敗」と酷評してきたが、次期大統領となっても選挙の不正を指摘するのは極めて異例だ。米紙ワシントン・ポストは社説で「トランプ氏は誰よりも民主政府を守る責任があるが、過剰な反応は責任を負う準備ができていないことを示している」と批判した。

 トランプ氏は接戦州での再集計を求めている小政党「緑の党」のジル・スタイン氏にも「詐欺だ」と攻撃している。多額の費用負担が必要な再集計に向け、スタイン氏は700万ドル(約7億8600万円)近い資金を集めているといい、ウィスコンシン州に続きペンシルベニア、ミシガン州でも認められる可能性が強い。

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1517470 0 アメリカ大統領選挙2020 2016/11/30 05:00:00 2016/11/30 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200929-OYT1I50063-T.jpg?type=thumbnail

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