トランプ氏、入院前に高熱出し酸素吸入…主治医「急速な進行を懸念した」

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4日、米ワシントン近郊のメリーランド州ベセスダで、病院を出て車の後部座席から手を振るトランプ大統領(左)=AFP時事
4日、米ワシントン近郊のメリーランド州ベセスダで、病院を出て車の後部座席から手を振るトランプ大統領(左)=AFP時事

 【ワシントン=蒔田一彦】新型コロナウイルスに感染して入院している米国のトランプ大統領(74)について、治療に当たっている医師団は4日午前(日本時間5日未明)の記者会見で、症状は改善傾向にあり、早ければ5日にも退院できるとの見通しを示した。

 トランプ氏が入院しているワシントン郊外のウォルター・リード軍医療センターの周りには、回復を願う支持者が集まっている。トランプ氏は4日夕に突然、車に乗って支持者の前に姿を見せ、後部座席から手を振った。発表よりも病状が重いのではないかとの見方も出ており、一時外出して回復ぶりをアピールした。

 トランプ氏は2日未明、新型コロナに感染したと自ら明らかにし、夕方に入院した。主治医のショーン・コンリー氏は、トランプ氏が入院前の2日朝に高熱を出し、血中酸素濃度が低下したため、酸素吸入を行ったと初めて明らかにした。当時の様子について、「急速な病気の進行を懸念した」と述べた。

 医師団によると、トランプ氏は3日にも一時的に血中酸素濃度が低くなり、新たに抗炎症薬「デキサメタゾン」を投与した。デキサメタゾンは、肺の病気などに広く使われているステロイド薬で、新型コロナ感染症の重症患者に有効とされる。

 トランプ氏の病状について、医師団は3日の会見では、「過去24時間は発熱していない」「酸素吸入は今は行っていない」などと述べただけで、入院前の経過をはっきり説明していなかった。一方、マーク・メドウズ大統領首席補佐官が米メディアに対し、トランプ氏の容体が「憂慮すべきものだった」と発言するなど、情報が交錯していた。

 コンリー氏は4日、「何かを隠そうとしていたというのは、真実ではない」と釈明し、症状が改善していることを強調した。

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1521743 0 アメリカ大統領選挙2020 2020/10/05 01:19:00 2020/10/05 13:01:21 US President Trump waves from the back of a car in a motorcade outside of Walter Reed Medical Center in Bethesda, Maryland on Ocotber 4, 2020. (Photo by ALEX EDELMAN / AFP) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201005-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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