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[接戦州情勢]ウィスコンシン 「民主優勢」でも不安 「隠れトランプ支持」危惧

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米ウィスコンシン州ロック郡で、マスク姿で戸別訪問するブルーウィンクさん(左)=中島健太郎撮影
米ウィスコンシン州ロック郡で、マスク姿で戸別訪問するブルーウィンクさん(左)=中島健太郎撮影

僅差

 2016年の前回大統領選で共和党のトランプ大統領勝利が確定したのは、投票日翌日の11月9日未明、メディアがウィスコンシン州をトランプ氏が制したと相次いで報じた時だ。元民主党州下院議員のマイク・シェリダンさん(62)は、その瞬間をこう思い出す。

 「大切な人が死んだ時のように感じた。混乱して霧がかかったようだった」

 大統領選でウィスコンシン州は1988年以降、7回連続で民主党が勝利した固い地盤で、製造業を中心に労働組合が強い。シェリダンさんも自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)労組の出身だ。前回選では民主党のヒラリー・クリントン候補は同州の勝利を確実視し、遊説にさえ入らなかったが、開票結果はトランプ氏が0・7ポイントの僅差で上回った。

工場閉鎖

 シェリダンさんは「今考えれば、不思議ではなかった」と振り返る。労組を敵視する共和党のスコット・ウォーカー知事が2010年に当選するなど、州政治の保守化が進んでいたからだ。上院議員選や知事選など最近の選挙は、いずれも大接戦となっている。

 背景には、州内で製造業などに多い「高卒の白人労働者」の失業問題が深刻化したことがある。州南部ジェーンズビルでも、1919年操業開始のGM工場が2008年に閉鎖された。この工場で働いていたシェリダンさんの仲間にも、職を失って熱烈なトランプ支持者になった人が多いという。

 ジェーンズビルがあるロック郡は、トウモロコシや大豆畑が広がるのどかな農村地帯に、工場や住宅街がある市街地が点在している。シェリダンさんは10月27日、州議会下院で再選を目指すドン・ブルーウィンクさん(68)とマスク姿で戸別訪問を行っていた。玄関口に現れた住人に公約を書いた紙を渡し、党への支持を訴えて回った。

 住宅街には、民主党のジョー・バイデン候補の支持者が多い。ただ、ブルーウィンクさんによると、トランプ氏支持のケーブルテレビ局「FOXニュース」が流れている家は訪問しても無駄だという。強固なトランプ氏支持者だからだ。

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1591876 0 アメリカ大統領選挙2020 2020/10/31 05:00:00 2020/11/01 14:45:50 マスク姿で戸別訪問を行うブルーウィンクさん(左)(米ウィスコンシン州ロック郡で)=中島健太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201031-OYT1I50013-T.jpg?type=thumbnail

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