米大統領選、当落判定にメディア慎重…「トランプ氏の一方的勝利宣言」で混乱危惧も

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2日、米ウィスコンシン州で演説するトランプ大統領(AP)
2日、米ウィスコンシン州で演説するトランプ大統領(AP)
2日、米ペンシルベニア州で支持を訴えるバイデン前副大統領(ロイター)
2日、米ペンシルベニア州で支持を訴えるバイデン前副大統領(ロイター)

 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選で激しく競り合っている共和党のドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領は2日、投開票日を前に接戦州で「最後の訴え」を行った。郵便投票の大幅増で大勢判明には時間がかかる可能性がある。米メディアは開票結果を慎重に報じる姿勢を示しているが、トランプ氏が一方的に勝利宣言し、混乱が生じる事態も危惧されている。

 トランプ氏は2日、接戦州のペンシルベニア州やミシガン州など4州で集会を開いた。ミシガン州での演説では、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済を早期に再建させるとアピールし、「米国経済は来年、史上最高になる」と強調した。

 バイデン氏はペンシルベニア州とオハイオ州を回った。ペンシルベニア州での演説では、新型コロナウイルスによる死者が23万人を超えた点を指摘し、トランプ政権の対応を批判した。その上で「この政権は国民を守ることができなかった。我々の手で終止符を打とう」と訴えた。

 一方、郵便投票を巡っては、ペンシルベニア州など一部の州が遅配を想定し、3日の消印であれば4日以降に到着した分も有効とするルールを定めている。米メディアは、当日の開票で勝者が判明しない可能性を踏まえ、「接戦なら開票の進行を待たなければならない」(AP通信)として報道には慎重を期す構えだ。

 ただ、米新興メディアのアクシオスは1日、トランプ氏が3日の開票状況を見て先行していると判断した場合、3日夜のうちに勝利宣言を行う考えを示していると伝えた。

 トランプ氏は報道内容を否定したが、記者団に「選挙の夜に結果が分からないなんてひどい」とこぼし、郵便投票への不満をあらわにした。これに対し、バイデン氏は「選挙結果を奪うようなことはさせない」と記者団に語り、トランプ氏をけん制した。

 ツイッター社は、選管発表や大手メディアの報道に先立つ一方的な勝利宣言には、警告表示を付ける方針を示している。

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1600136 0 アメリカ大統領選挙2020 2020/11/04 05:00:00 2020/11/04 08:57:38 President Donald Trump speaks at a campaign event at the Kenosha Regional Airport Monday, Nov. 2, 2020, in Kenosha, Wis. (AP Photo/Morry Gash) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201104-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

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