トランプ氏213人、バイデン氏225人獲得…過半数270人争う

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 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選は3日、全米各地で投開票が行われた。再選を目指す共和党候補のドナルド・トランプ大統領(74)とホワイトハウスの奪還を狙う民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が激しく競り合っており、勝敗が決まるのは4日未明(日本時間4日午後)以降となる見通しだ。トランプ政権の4年間を通じて米国政治・社会の分断は深まり、どちらが勝っても国民の融和が大きな課題となる。

 AP通信の4日午前2時15分(日本時間同日午後4時15分)時点での集計で、トランプ氏はサウスカロライナ州などで勝利を収め、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人のうち、213人を獲得した。バイデン氏は、ニューヨーク州などを早々に押さえ、225人を獲得した。米FOXニュースは、共和、民主両党の支持が伯仲する「接戦州」で大票田のフロリダ州をトランプ氏が、アリゾナ州をバイデン氏が制したと伝えた。当選には過半数の270人を獲得する必要がある。

 トランプ氏は3日、バージニア州で記者団に対し、「(選挙戦で)支持者集会をたくさん開き、とてもいい気分だ」と述べた。バイデン氏も、デラウェア州で「接戦州で良い結果が出せると思う」と語った。

 今回の大統領選は、猛威を振るう新型コロナウイルスへの対応が最大の争点となった。支持者集会も規模縮小を余儀なくされるなど、異例の選挙戦となった。

 トランプ氏は当初、好調な経済をアピールし、白人労働者層を中心とした支持層を固める狙いだった。だが、新型コロナの感染拡大を抑えられず、経済も大きな打撃を受け、再選戦略に狂いが生じた。トランプ氏は、感染対策の強化よりも経済活動の再開を優先させる姿勢を貫いたが、最終盤には自身も感染した。

 バイデン氏は、「トランプ氏は新型コロナを終息させるための計画がない」と攻撃した。選挙運動をオンラインや小規模の集会中心に切り替え、新型コロナ対策に細心の注意を払った。

 5月には、ミネソタ州で白人警官による黒人男性の暴行死事件が起き、人種問題が争点として浮上した。トランプ氏は「法と秩序」の維持を掲げて治安回復に注力する姿勢を打ち出した。バイデン氏は、人種間の融和を唱えて黒人やヒスパニックなどの人種的少数派(マイノリティー)の間での支持拡大を図った。

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