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根強いトランプ信奉、陰謀論「Qアノン」浸透…上院決選投票のジョージア

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 米上院(100議席)のジョージア州決選投票(2議席)が5日、始まった。20日に就任する民主党のバイデン次期大統領の政権運営を左右するだけでなく、トランプ大統領の熱烈な支持者の影響力が増した共和党の将来を占うものとなる。(米ジョージア州ドールトン 中島健太郎)

反「一党支配」

 州北部の山間地帯にあるユニオン郡ブレアズビル。道沿いに共和党候補の名前とともに、「一党支配を許すな」と書かれた看板があった。民主党が上院の主導権を握れば、民主党が大統領と議会両院をすべて把握する「一党支配」になると訴えるものだ。

 人口約2万人のユニオン郡は昨年の大統領選で、トランプ氏が8割の票を得た。今月2日、党郡委員会の事務所前に20人ほどが集まり、星条旗を振って投票を呼びかけていた。道行く車のドライバーは、クラクションを鳴らして応じていた。

 大統領選でジョージア州は、トランプ氏が約1万2000票、0・2ポイント差で敗れた。トランプ氏は「大規模な不正」を主張し、州に調査を求めている。結果は変わりそうにないが、トランプ氏の主張を信じる支持者は多い。

ドライバーに共和党候補への投票を訴えるラーセンさん(左)ら(1月2日、米ジョージア州ブレアズビルで)=中島健太郎撮影
ドライバーに共和党候補への投票を訴えるラーセンさん(左)ら(1月2日、米ジョージア州ブレアズビルで)=中島健太郎撮影

 ユニオン郡党委員長のデイナ・グーチさん(70)もその一人だ。「不正投票の疑惑に何の答えもないなんて。党の将来が不安になる」と語った。地元住民で党の活動を手伝うデボラ・ラーセンさん(68)も同調した。

 有権者の多くがトランプ氏を支持するのは、民主党が新型コロナウイルス対策による店舗営業停止やマスク着用義務化を訴えていることへの反発という。「我々はバイデンの奴隷にならないように戦う」という。

「Qアノン」

 話が進むにつれ、「Qアノン」という言葉が出てきた。トランプ政権が発足した2017年頃から、「Q」を名乗る謎の投稿者が民主党と児童虐待などを結びつけた陰謀論を拡散し、信奉者が増えた。QアノンはSNSを中心に広まる陰謀論の総称として使われている。

 「Q」が米軍幹部だという説を信じるというラーセンさんは、「国を滅ぼす民主党と戦う計画があるはずだ」と強調した。トランプ大統領が退任を迫られるのなら、「共和党はおしまいだ。『愛国者の党』を新しくつくる」という。

 Qアノンのような陰謀論は、トランプ氏支持者に浸透している。ユニオン郡に近いドールトンで4日にトランプ氏が出席した集会では、地元選出でQアノンの主張を信じると公言していたマージョリー・グリーン下院議員(46)が大統領選の不正をただすよう主張した。

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1750240 0 アメリカ大統領選挙2020 2021/01/06 05:00:00 2021/01/19 15:07:06 ドライバーに共和党候補への投票を訴えるラーセンさん(左)ら(3月12日、米ジョージア州ブレアビルで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210106-OYT1I50010-T.jpg?type=thumbnail

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