家族思いで涙もろく・気さく…バイデン新大統領、脇の甘さと失言癖は懸念材料

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 ジョー・バイデン新大統領(78)は1942年11月20日、米北東部ペンシルベニア州スクラントンで生まれた。アイルランド系カトリックの家庭で、4人きょうだいの長男として育った。工場労働者らが多く暮らす小さな街で、父親は中古車販売店で働くセールスマンだった。

 子供の頃は吃音きつおんに悩み、鏡の前で詩を朗読するという独自の発声練習で克服したという。スポーツが得意で、高校や大学ではアメフトに夢中になった。

 米国が50年代の黄金期から60年代の混乱の時代に突入する中で青春を過ごした。政治を志したのは、黒人の公民権運動や、ベトナム反戦運動などの影響が大きかったとされる。

 68年に大学院を出て弁護士になり、その約2年後、デラウェア州ニューキャッスル郡議会議員として政治家の道を歩み始める。72年に民主党から連邦上院議員選に出馬し、29歳で当選。以降、6期36年にわたり議席を守った。

 30歳の時、妻と幼い長女を交通事故で失うという不幸に見舞われている。その後、2人の息子たちの面倒を見るため、デラウェア州の自宅から片道90分かけてワシントンへ電車通勤していたことが知られている。

 副大統領在任中の2015年には、脳腫瘍で闘病中だった長男(当時46歳)を失った。現在の妻ジルさん(69)とは1977年に再婚し、娘を1人授かった。

 家族思いで涙もろく、気さくな人柄で知られる。他方、失言癖が指摘されるほか、過去にはセクハラ疑惑も浮上するなど、政治家としての脇の甘さが懸念材料となる。

 日本との関わりでは、2011年8月に副大統領として来日した。東日本大震災の被災地を訪れ、宮城県名取市の仮設住宅で被災者を激励した。13年には当時皇太子だった天皇陛下と面会している。

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