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【ニュースPlus】

母校の後輩たちを乗せた夢フライト!

中大高校・中大卒の副操縦士と客室乗務員
沖縄修学旅行『JAL905便』に同時乗務

 去る5月30日、中大高校(後楽園キャンパス内)の3年生154名は沖縄本島・石垣島への修学旅行に出発しました。その時搭乗した羽田発、那覇行き日本航空905便には中大高校・中大卒のOB・OGが、副操縦士と客室乗務員として二人同時に乗務するという幸運に恵まれ、奇しくも高度1万メートルの空の上で先輩・後輩の邂逅が実現しました。その経緯を中大高校3年生で構成する修学旅行委員が報告します。

中大高3年の教室で

 中大高校では、卒業生をはじめ様々な分野で活躍する方々のお話を聴く進路学習講演会を行っています。昨年の11月、パイロットになる夢を実現させた池田先輩に高校に来ていただきお話を伺いました。生徒全員の質問に丁寧に答えていただき、進路を考えるうえで大きな刺激となっていました。

 一方で、今年の修学旅行は5月30日から沖縄に行くことが決まっていて、往路はJAL905便に搭乗する予定でした。当然、池田先輩が日本航空の副操縦士であることは全員が知っていましたが、そのフライトのコクピットに池田先輩が座るなんて全く想像すらしていませんでした。もっとも、905便が羽田を離陸する時、何人かの生徒が「この飛行機、池田先輩が操縦してたらすごいよね!」と、全くあり得ない前提でしゃべっていた人はいたようです。

機内で和田千奈さんと

 やがて、操縦室から乗客への挨拶のアナウンスにより、池田先輩がこの飛行機のコクピットで実際に操縦していること、しかもOGの和田先輩までもが、客室乗務員の一人として同じ便に乗務していることを知り、最初は何が起きたのか混乱しましたが、少し経って事情が飲み込めると生徒の間から期せずして拍手が湧き起こりました。

 旅行終了後、二人からのメッセージとして、高校時代の友人や恩師はかけがえのないものであること、何事にも真剣に取り組むこと。また、就活では自分の信念や価値観をしっかり持って企業と向き合うことなどについて語っていただきました。二人の頼もしい先輩の働く姿を目の前にして、将来を見据えて高校や大学で学び、自分の希望や夢を抱いて歩んでいくことの大切さを身を以て教えていただくこととなりました。

 お二人の先輩に、3年生全員、心から感謝の気持ちをお伝えします。本当に信じられないくらい幸運な出来事にみんなが感銘を受けています。

 また、このような出会いの舞台となったJAL905便(B777型機)を、お世話になったクルーの方々とともに私達はずっと忘れることはないでしょう。お二人の職場でもある日本航空に感謝してエールをお送りします。

池田副操縦士と那覇空港到着ロビーで

(修学旅行委員会委員長、欠塚玲・杉野美沙希)

【先輩たちのプロフィール】
○池田 惇(じゅん)さん……2001年、中大高校を卒業し中大法学部に進学。卒業後は日本航空にパイロット訓練生として入社。厳しい訓練生時代を経てB777型機のライセンスを取得し、昨年10月より国内線・国際線に乗務。高校時代はサッカー部の中心選手として活躍する。
○和田 千奈(かずな)さん……2006年、中大高校を卒業し中大総合政策学部に進学。就活では苦労しつつも難関を突破して日本航空に客室乗務員として入社。保安要員としての厳しい訓練を経て、現在国内線に乗務。