
成蹊小学校 1年
うちのばんごはんには、まいにちぐだくさんのおみそしるがでます。わたしは、おかあさんのおみそしるがだいすきです。いつもいちばんいいところをわたしたちによそってくれるおかあさんのために、おたんじょうびには、わたしがおいしいおみそしるをつくってあげたくておとうさんにそうだんしました。おとうさんが、
「それはいいね!」
といってくれて二人だけのひみつのプロジェクトがはじまりました。
はたけに、ニンジンとキャベツとダイコンをうえてまいにちおせわをしました。でも、ニンジンは、あつさでほとんどかれてしまいました。ダイコンはスーパーでみるのとぜんぜんちがって、ちいさくてひとみたいなかたちと、しっぽみたいなかたちになりました。キャベツもむしにたくさんかじられました。ちょっとだけのニンジンと、へんてこなダイコンと、あなあきキャベツで「こんなのでできるかな。」としんぱいになったけど、おとうさんが、
「むしがたべるぐらいおいしいんだよ。」
とはげましてくれました。ふだんおりょうりをしないおとうさんとおやさいをきっていたら、おかあさんがしんぱいそうにみにきました。わたしは、
「みちゃダメみちゃダメー!」
といいながらおやさいをきりました。
できあがったおみそしるをおかあさんにだすと、おおきなニンジンをおはしでとって
「わあ!」
とえがおになりました。そして
「こんなおみそしるたべたことない。せかい一、やっぱりうちゅう一おいしい!」 といって、二はいもおかわりしてくれました。じつはわたしもおかわりしたかったけど、おかあさんにいっぱいたべてほしくてがまんしました。
おみそしるができるまでに四かげつもかかって、おかあさんのおたんじょうびはすぎてしまったけど、おかあさんがえがおでたべてくれて、だいせいこうです。おいしいものって、たべるひとだけじゃなくてつくるひともつくるときもえがおになるとしりました。