あなたのアイデアが未来のヘルスケアを変える!「第8回ヘルスケアベンチャー大賞」応募受付中【PR】
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日本抗加齢協会が主催、日本抗加齢医学会が共催するヘルスケアベンチャー大賞は、今年で第8回を迎えます。長寿大国でありながら、医療の産業化という点では世界にまだ一歩及ばない日本。この現状を打破し、アンチエイジング領域から世界に通用するイノベーションを生み出したい——。そんな強い使命感を抱き、この賞を創設した実行委員長で、慶應義塾大学名誉教授の坪田一男先生にお話を伺いました。
長寿国である日本こそ、世界にイノベーションを

ヘルスケアベンチャー大賞を共催する日本抗加齢医学会は、2001年に設立されました。国民皆保険は素晴らしい仕組みですが、超高齢社会の今、「病気になってから治療する」という発想だけでは医療経済は立ち行かなくなります。予防医学にフォーカスし、抗加齢医学を広く社会に届けていく——それがこの学会の原点です。
設立から25年、加齢を対象とした健康サイエンスは着実に進歩してきました。ところが、抗加齢医学の領域もほかの医療領域と同様に、ホルモン剤もレーザー機器も海外からの輸入が大多数を占め、大変な輸入超過が生じています。
日本は世界有数の長寿国です。にもかかわらず、その長寿を支えているのが自国のテクノロジーではなく、海外から買い入れた医薬品や医療機器というのは、やはりおかしい。本来なら、日本の医療界から世界の長寿に貢献するような製品を開発していかなくてはいけないし、そのためには、製薬会社や医療機器メーカーだけでなく、私たちアカデミアも立ち上がるべきではないのか――そうした機運の高まりを受けて、2007年に学校教育法が改正され、大学の役割に対し、「教育」「研究」に続く第3の柱として「社会貢献(成果の社会提供)」が明文化されました。現在では、「イノベーションの創出」が大学の責務として法的にも明記されています。ヘルスケアベンチャー大賞は、その大きな流れの中で、学会としてもイノベーションを推進していこうという趣旨で誕生しました。
イノベーションとは「サイエンス×社会実装」
よく混同されるのですが、イノベーションとサイエンス(研究)は別物です。私はいつも「イノベーション=サイエンス×社会実装」だと説明しています。
日本はサイエンスの分野では強い。ノーベル賞受賞者を多数輩出しているように、研究の力は世界に誇れるものがあります。ところが一転、社会実装については大きく立ち遅れています。研究成果を社会に届けて産業につなげるというプロセスが極めて脆弱なのです。
なぜこうなってしまったのか。日本の医療は歴史的に「福祉」として始まりました。医師が身を粉にして患者さんを助けるという崇高な考え方です。私自身も医学部でそう教育されてきました。しかし1990年代以降、世界では医療を「産業」として捉える潮流が急速に広がったのに、日本だけが福祉の枠組みの中に取り残され、それが今の国際競争力の差につながっています。
ただ、ここで強調しておきたいのは、医療の福祉としての側面や国民皆保険制度は、絶対に守り続けなくてはならないということです。しかしそれだけでは経済は破綻し、患者さんも本当の意味で「ごきげん」にはなれません。私が代表を務める坪田ラボのミッションは「ビジョナリーイノベーションで未来をごきげんにする!」です。福祉を守りながら健全な産業化を進め、人々の未来を明るいものにする——これが日本の目指すべき道だと思っています。
ヘルスケアベンチャー大賞の3つの評価軸とは

26件の応募からスタートしたヘルスケアベンチャー大賞は、近年では50〜70件の応募が集まるようになり、しかも年々レベルが上がっています。スタート当初は、社会実装の概念が浸透しておらず、サイエンスの強さだけで勝負してくる応募者が大半でしたが、近年はビジネスモデルや収益性・継続性まで含めた構想を持って応募してくれる方が増えました。非常に大きな変化です。
この大賞のユニークな点は、「サイエンスの独創性(インベンション)」「社会実装度(コマーシャライゼーション)」、そして「社会貢献性」という3つの評価軸にあります。サイエンスのみを評価する他の多くのコンテストとは一線を画し、この3つのバランスを非常に重視しています。
昨年の第7回で大賞を受賞したのは、学習院大学理学部発のベンチャー企業です。植物由来成分「マイトルビン」でミトコンドリアを活性化させ、加齢に根本からアプローチするという抗加齢ソリューション事業が高く評価されました。まさに「アンチエイジングからイノベーションを」という私たちの理想を体現するプロジェクトです。
応募の約8割は臨床現場のニーズから生まれています。残り2割はサイエンスの発見から社会実装を構想するケース。どちらのアプローチも大歓迎です。間口は極めて広く、アンチエイジングという領域でのあらゆる挑戦を、私たちは真剣に受け止めたいと思っています。その姿勢は、今後も揺るぎません。
賞を通じて「T型」のロールモデルを育てる

アンチエイジング領域に限らず、私は、医療を産業として捉えることがとても重要だと考えていて、医師の起業を支援する活動もしています。起業するためには、サイエンスだけでなく、経営知識をはじめ、社会実装のノウハウを学ぶ必要があります。
これまで医師は「I型人間」といわれてきました。眼科なら眼科、泌尿器科なら泌尿器科という専門の縦軸を持つ人です。ですが、私は「T型」になることを強くお勧めしています。T型とは、専門の縦軸に加え、他領域や経営・資本政策といった横軸も持つことです。その点、抗加齢医学は自ずと専門外の知識も求められるため、T型への入口として最適な領域の一つといえるでしょう。
T型になることで、自身の価値は最大化されます。社会との接点が増えるほど、アカデミアが生み出す価値も大きくなる。閉じた世界に安住しているより、社会に開いていくほうが、自分のためにも患者さんのためにも間違いなくいいのです。
今の一番の問題は、ロールモデルが少なすぎることです。人は身近な誰かがやっているのを見て、「自分にもできるかもしれない」と感じるものです。私は、このヘルスケアベンチャー大賞を通じてロールモデルを増やしたい。受賞したプロジェクトは日本抗加齢医学会総会のシンポジウムで発表の機会が与えられ、投資家や企業とのつながりも生まれます。また、ファイナリスト企業は「日本抗加齢協会認定スタートアップカンパニー」にも認定されます。まずはアイデアをぶつけてみてください。日本から世界をごきげんにするプロダクトが生まれる日を、私は心から楽しみにしています。
今年度の募集はこちらから→ https://www.ko-karei.com/healthcare-v/






























